- 2007-05
- ニュースレター
オーガニックは、フィギュアの商品企画から販売まで一貫して手掛けている数少ないメーカーのひとつです。これは当社のフィギュア事業の大きな特徴であり、またそのため市場ニーズに合わせた商品作りを行うことができるのです。 そこで、「オーガニックニュースレター」では2回に分けて、当社のフィギュアがユーザーに届くまでのプロセスをご紹介したいと思います。前編は、まさにフィギュア製造の真髄、製品が出来上がるまでの様子を、後編は営業、売り場作りの様子についてです。

では早速、製造プロセスについて、現在制作中の「BADBOYS GLARE OF EYES FX-02 ヒロ」の画像を交えながら説明します。 フィギュアが完成するまでさまざまな工程を経るのですが、大きくは5つのステップに分けられます。もちろん、種類や数量、デザインなどによって製造プロセスの差異がありますが、概ねこれら5つのステップは共通しています。
商品イメージがかたまったら、ラフなデザイン画をおこします。
また、出版社、アニメ会社等の著作権を使用するため、商品化にともなうライセンス契約を締結します。
【STEP2】フィギュアの原型を制作する

フィギュア製作で最も重要な工程が「原型制作」です。 それは、原型の良し悪しによって商品としても完成度はもちろんですが、商品自体の人気が左右されてしまうことがあるからです。 原型制作を手掛けるのは、「原型師」とよばれる原型作りのプロの職人です。日本の原型師の技術は世界的にもトップレベルだと言われていますが、当社では商品のコンセプトやイメージにあわせて依頼する原型師の選定からこだわっています。
【STEP3】彩色見本を制作する

原型が完成したら複製をとり、それに塗装を施します。色付けした複製は、フィギュアのカラーサンプルや版権元への承認用、パッケージで使用する写真撮影などとして使用します。
【STEP4】フィギュア金型を制作する
【STEP5】量産しパッキングする
ここからは製造ラインの行程へ移ります。
金型を造る機械

金型を作る工程とその作業中の写真です。 コンピューター等の最新技術も使われていますが、仕上げはやはり人の手で行われます。昔は日本にもこういった技術者がたくさんいたらしいですが、今はかなり少ないようです。しかしその技術は、海を越えた国々へと受け継がれています。 金属を削り、叩く音や放電機材のスパーク音が入り乱れたこの金型パートは、さながら鉄工所のようです。
塗装の様子1

部品を基本色で一気に塗装しています。網の上にビッシリとパーツを置いてスプレー塗装します。 塗料が飛び散らないように、この塗装ブースの奥は滝の様に水が流れて います。
塗装の様子2

型枠(マスク)を当てて細部を塗装します。ベルトコンベアー状態で作業しています。塗ったら隣へという進行手順です。
組み立て

塗り終わったパーツを組立てています。
箱詰め

袋詰め、箱詰めのパートです。髪の毛などが混入しないように完全防備で作業をします。この服は着てみると実はとても暑いです。カッパを着て作業をするようなものなので、想像以上に大変です。ですが、異物混入を避けるために全員がしっかり着用して作業を行います。
出荷
梱包が終了した商品は、コンテナに積み込まれて出荷されます。中国本土から一度香港へと陸送され、日本の港へと向けて海上輸送されます。
ひとつの商品が完成するまで平均的に約8ヶ月ほどの時間と、多くの労力がかかります。
そして、途中途中で何度も版元確認を受けたり、当社の商品企画担当者が実際に工場のラインに入り、商品クオリティを厳しくチェックし完成度の高い商品作りに努めています。
「オーガニック ニュースレター」に関するお問い合わせ・ご意見は下記までお願いします。
オーガニック株式会社 広報担当:岩間
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-2-2 日貿ビル5F
TEL03-5283-5373/URL http://www.organic-f.net/
